ちゃあちゃんの本棚

娘のお気に入り本の記録簿

0歳~1歳 おすすめ絵本「くだもの」

娘が今でも大切にしている絵本の一つに

福音館書店の『くだもの』という絵本があります。

 

 

 
表紙の絵からも見て取れるようにデッサンした絵のように、光と影がきちんと描かれています。
 
果物の絵が中心なのですが、それぞれのくだもののカットされる前の全体の絵と、
食べるようにカットされたり、洗ってお皿に盛りつけた絵が次のページに描かれています。
 
言葉はとても少な目で、その果物の名前と、食べるように準備された絵の下には「はい、どうぞ」という言葉が添えられています。
 
1歳くらいの時から、この絵本でもぐもぐと食べる真似をしながら「今度は何のくだものかな~」と次のページをめくる事や、それらのくだものを食べる真似をする事などで遊んできました。
 
少し大きくなると、その果物を洗ったり切ったりする真似をしたり、いかに速く食べるかの競争をしたり、もちろん食べ真似なので空想の世界の競争ですが、、色んな楽しみ方のした絵本です。
 
そして小学生になり、絵を描くことが好きになった娘ですが、最近この絵本を見て改めて「絵、上手!!」とみて感動してました。
 
「はい、どうぞ」のページの中には、カットされたくだものをフォークで刺してあって、そのフォークを手で持って「はい、どうぞ」とおすすめしてくれる絵もあります。
 
その指先や全体のえがとてもきれいで、真似することはとても難しいとは思うのですが、ふとした時に何かの参考になる見本のような絵がたくさん描いてある、この絵本は長く長くお付き合いできると思いました。
 
娘が「この絵本とっておきたい」といったので、我が家では購入後8年は経っていますが大切にしたい絵本の一つになりました。